

ブログをご覧の皆様こんばんわ修治でございます。只今寝不足で朦朧としている頭でブログを書いております。
この前の話ですけれど、お店の施術者さんがテレビで見たらしくて「築地市場という所に一度行ってみたい。買い物したり市場の食堂で食事をしてみたいんです。」と申しておりました。
わたくしは以前飲食店で働いていた時に、週に2,3日は朝早く起きて築地市場まで仕入れに行かされておりました。飲食店で仕入れに行く人間というのは一番偉い人(洋食ならシェフ、和食やお寿司屋さんなら板長クラスの人間)か一番の下っ端でございます。
もちろん下っ端が一人で市場に行っても何の役にも立ちませんから、一番上の人間のお手伝いを自分の勉強も兼ねて行くのでございますが・・・・・これが辛いのなんの。。。。。何しろ下っ端は一日の営業で一番最後まで働かされます。そうした上で、誰もがまだ寝静まっているような時間帯に起きて市場まで行くわけですから、自分が現役だった頃は本当に憂鬱で辛かったのを憶えております。
市場に行く前の晩は“絶対に遅刻出来ない”というプレッシャーでよく寝付けなくてぐずぐずしているうちに朝が来てしまった事もありました。そんな日は営業時間中、眠くてずぅ~っっと頭がぼぉーっとしてしまいます。市場で一番上の人と待ち合わせておきながら遅刻などしようものなら、怖くてその日はお店に出勤出来ません。
そんな覚悟で起きていたので、幸いな事に遅刻はした事がございませんでした。しかし場内市場の前の神社の所でいつも待ち合わせていたのですが、待てど暮らせど親方が現れなかった事はありました。そうです、その時は一番トップの人が遅刻をしてしまったのです。
市場に朝早く起きて(大体いつも早朝の5時半に目覚ましをセットしておりました。前の日の仕事が終わるのが12時過ぎくらいで、自宅に帰ってくるのが朝の午前1時くらいです)行くのが一番辛いのはずばり“冬”です。
なにしろ外は真っ暗のうえに空気は冷たいから、布団から抜け出すのが一苦労でした。なんとか抜け出したらすごく熱いシャワーを20分ほど浴び続けて無理やり目を覚まします。でも身体はグッタリしています。駅まで自転車で向かい、築地まで行く途中の電車の中ではグーグー寝てしまいます。乗り過ごさないように気をつけて築地駅か新富町で降りたら、一般の人も利用できる場外市場を抜けて場内市場へ向かうのでございます。
もっともそんな早朝では場外市場のお店は結構閉まっている所も多いですし、一般のお客さん(築地ではシロートと呼ばれます)もあまりいません。
場外市場から場内市場へ向かう途中の橋を渡ると、ターレットとトラックや軽自動車、オートバイが早朝なのにブンブン走っていて全然活気が違うのでございます。
水浸しの床の場内市場の卸売り店を回っていろいろな食材を購入しておりました。もちろん上の人に付いて回って荷物持ちをするのですが、同時にお店の人といろいろ話したりして自分の勉強にするのです。そうやって顔を覚えてもらっておいて、自分がお休みの日には、築地場内の普段お店の仕入れで利用している卸売りで買い物をしたりすると「あれ?!今日は一人なの?」などと聞かれるので
「今日は自分の買い物で来ました」なんて言うと、卸売りの人がよくオマケをしてくれました。ですから身体はキツイのですけど、そういった恩恵も受けていたわけで、決して悪い事ばかりじゃありませんでした。
お店の施術者さんに築地の話題を持ち出された時に、ふとそんな昔の事を思い出しまして久々に築地市場まで行ってみたくなったので、「じゃあ○○さんが市場に行きたいなら、私が連れて行ってあげましょう。はっきり言って市場を歩いた事が無い人が一人で行くのは無理でしょう。」という話をしました。
ただ築地に行くならあまり人が混み合わない、本当の早朝の時間帯に行く方が良いのです。それは何時くらいかと申しますと、大体早朝の5時半くらいです。そんな時間にお店の施術者さんが起きて身支度して築地まで来れるのか?とても怪しい限りでございますが・・・まぁ来たらちゃんと案内いたしましょう。寝坊して起きれなかったら一人でぶらぶら市場の中を10年ぶりくらいに歩いてみても楽しいでしょうし。
もうひとつ築地の場外ならいざ知らず、場内を歩くとなるとそれなりの格好をしてこないとダメです。踵の高い靴など履けません。長靴がベストなのですが、若い女性にいくらなんでもその格好で電車に乗って来なさい・・・というのも何でございますから、最低でもスニーカーなどを履いていただいて、服は水がビシャビシャしていて生の魚や貝、蟹・海老、大きなマグロなどが売られている場所なので全く生臭くない・・・という事はないので水が跳ねたり汚れても多少は構わないような服装がベストです。
大事なのは場内市場というプロばかりが買い物に来る場所にあまりにも似つかわしくない服装はまずいという事です。
そんな格好で来てくれるなら、わたくしはいつでもご案内するのは構いません。
市場をひと通り回ったら、テレビなんかに出てしまって行列しないと食べられないようなお寿司屋さんなどではなくて、市場で働いている人が食事をするような食堂で食事をするのも良い経験になるでしょう。
ブログをご覧の方の中には、飲食業などの方もいらっしゃるかもしれません。また最近は場内市場の方でも一般の人も結構歩いているようでございます。ですから、わたくしがこちらに書いている内容をよくご理解いただける方もいらっしゃるかもしれません。
築地市場の中では、買い物が出来るだけでなく食事も出来ますし喫茶店などでコーヒーなども飲めます。なんと床屋まであるのです。
もしこちらの文章を読んで興味をお持ちになった方は築地市場のガイドブックもございますし、ホームページなどで事前に調べてから行くと市場に着いてからまごつく事も無いと思います。
何も調べずにいきなり行ってしまうと、早朝から肉体労働をしている人達がたくさんいる場所なので、場違いな所に来てしまったようにお感じになってしまって楽しめませんから事前に調べておく事をお奨めいたします。
慣れてくると本当に楽しい場所でございますから、是非一度は軽い気持ちで遊びに行ってみられるのを御奨めいたします。